両角速監督は無能or有能？経歴や成績がすごい？どんな指導法？
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2019年の箱根駅伝がもうすぐということで楽しみですね。今回の箱根駅伝は青山学院大学が優勢といわれていますが、東海大学も調子が良くて、優勝候補の1校と言われています。
そんな東海大学で監督を務めるのが両角速監督です。両角速監督について調べていた関連ワードに「無能」という言葉があったのでこの辺のことや経歴などについていろいろ調べてみました。
両角速監督は無能or有能？
スポーツチームの監督というのは好成績をだせば世間から大きな称賛を得ることができますが、成果をだせないと辛らつな意見を言われることが多いですし、なかなか大変なものですよね。
両角速監督も今は東海大学の監督としてチームを強くして、箱根駅伝の優勝候補と呼ばれるくらいまでに成長させてきましたが、昔はなかなかチームが強くならなかった時期もあったみたいです。
両角速監督が無能と批判されたのは東海大学監督に就任し始めたころの出来事が原因だったようです。
2011年に東海大学の監督に就任して、その就任2年目に箱根駅伝の予選会に敗れてしまい、箱根駅伝に出場できなかったということがあったそうです。そのとき東海大学は40年連続で出場していて、この記録をとだえさせてしまったということで当時、両角速監督に対して無能だというような批判があったみたいです。
いろんなことが積み重なっての敗退だと思いますので監督だけが悪いとは思いませんが、周りの人からすると監督を責めたくなってしまうのでしょうね。
本当に無能だったとすればクビになっているはずですし、現在も監督として活躍し、ここまでチームを強くしてきたので監督、指導者としては無能ということはまったくなく、かなり有能なのではないでしょうか。
両角速監督の経歴、成績は？
両角速（もろずみはやし）監督は長野県出身で1966年7月5日うまれの52歳です。陸上は中学から初めて、高校は東海大三高校に進学し、高校時代はインターハイに出場するなど活躍していたそうです。高校を卒業後は東海大学に進学。
大学時代には箱根駅伝も4年連続で走ったそうです。駅伝強豪大学の東海大学で1年から箱根駅伝を走ったということなのでかなり高い実力があったのでしょうね。
大学を卒業後は日産自動車、ダイエーで競技を続けてマラソン選手として五輪への出場を目指したそうです。ただ、残念ながら夢かいませんでした。
28歳のときに佐久長聖高校の駅伝監督になり、学校長から「5年以内に都大路に出場してくれ」と頼まれたそうです。当初は部員が2人しかおらず、厳しい状況でしたが、あきらめることなく指導を行い、有望な選手をスカウトしてチームを強くしていきました。そのスカウトした選手の中には当時数多くの高校中距離記録を樹立した佐藤清治選手などもいました。
佐久長聖高校駅伝部は両角速監督の指導によって力をつけていき、創設4年目で全国高校駅伝への出場を果たしました。そして、創部14年目には優勝を果たしています。いまでは佐久長聖高校は駅伝の強豪校として有名になり、マラソンで新記録を樹立した大迫傑選手なども輩出しています。
佐久長聖高校での指導実績が認められて母校である東海大学から監督の誘いを受けたそうです。最初は地元である長野を離れることに抵抗があったそうですが、東海大OBからの強い勧めもあり、承諾したそうです。
東海大学の監督2年目で箱根駅伝の出場記録を途絶えさせてしまいましたが、その後は出場を続け、2019年大会で6回連続46回目の出場となりました。直近の箱根駅伝の成績は15年が6位、16年が5位、17年が10位、18年が5位です。
2018年11月に行われた全日本大学駅伝では青山学院大学に次ぐ2位という好成績を収めており、2019年の箱根駅伝での好走も期待されています。
両角速監督の指導法とは？
両角速監督は規律を重視していて、厳しい指導をするのが特徴なんだそうです。スピードを重視していて、トラックのスピードも重視しているそうです。東海大学のメンバーをみると5000mの記録が速い選手がほかの大学よりも多いですし、スピードを武器としているようです。
駅伝がすべてという価値観ではなく、駅伝は「トラック競技、マラソンに出るための通過点」という考えももっているようです。青山学院大学の原監督が選手の自主性を尊重してのびのびやらせるのに対して、両角速監督は厳しい規律を求めているということで逆な指導方法といえそうですね。
両角速監督は指導実績もすごいし、かなり有能な監督といえそうですね。東海大学は關颯人選手や鬼塚翔太選手といった勢いがある選手がそろっていますし、箱根駅伝もいい走りを見せてくれる可能性が高そうですね。
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青山学院大学に勝つのは大変そうですが、チャンスはあると思いますので楽しみですね。