舩後靖彦の経歴、学歴がすごい?政策、評判は?障がい者の政治利用との批判も?
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れいわ新選組から出馬した舩後靖彦さんが参院選挙に当選したそうです!
比例区で優先的に当選できる「特定枠」という制度を活用したことで当選できたそうですよ。山本太郎氏の支援者がれいわ新選組に入れて、当選したということみたいですね。
舩後靖彦さんは難病を患っている障がい者ということで、こういう方が国会議員になるのは初めてということで注目されているようです。今回はこの人物がどんな人物なのか政策はなんなのかなど気になったことを調べてみました。
舩後靖彦の経歴、学歴は?
舩後靖彦さんは岐阜県生まれの千葉県育ちで1957年10月4日生れの61歳です。
学歴は千葉県立千葉南高校卒、私立拓殖大学卒です。県立千葉南高校の現在の偏差値は58です。拓殖大学の偏差値は37.5 - 50.0ということなので、そこまですごい学歴がいいというわけではないようですね。高校時代にはプロのギタリストになる夢をもっていたそうです。
舩後靖彦さんは大学を卒業後に酒田時計貿易に入社したそうです。そこでは時計や貴金属を販売する営業マンをしていたそうです。このときはバブルで景気もよかったということでこういった高級品はかなり売れていたみたいですね。
私はバブルを経験していない世代なので、良く分かりませんが、この時代は相当よかったみたいですね。舩後靖彦さんも優秀な営業マンだったようですし、相当稼がれていたのではないでしょうか(^^;。
40歳ころのときに開発部に異動となり、広報などを担当し、バリバリ仕事をしていたそうですよ。順調に出世もしていったようですが、そんなときに体に異変が生じたそうです。
ペンや歯ブラシと言ったものがうまく握れなくなってしまったそうです。1999年の夏ごろからこうした症状に悩まされるようになり、2000年にALS(筋萎縮性側索硬化症)と診断されたそうです。
2000年というと舩後靖彦さんは42、3歳くらいのときですね。ちょうど働き盛りという年齢での難病の発症ということで本当につらかったでしょうね。ちなみにALSの有病率は人口10万人に2~6人といわれているそうです。
日本では2016年の統計によると約9,600人の患者さんがいるそうです。
”病状の進行がきわめて速く、発症して3~4年で呼吸筋麻痺に陥り、人工呼吸器の補助を導入しなければ死に至る”
という病気なんだそうです。私もなんとなく知っていましたが、かなり大変な病気なんですね。
こんな深刻な病気になったら、家にこもって落ちこんでなにもしたくなりそうですが、舩後靖彦さんはこの病気が発症しても様々な活動をして、歯を使ってコンピューターを操作する方法で詩・短歌・俳句・童話・短編小説などの創作活動をしてきたそうです。本当にすごい方ですね。
ほかにも湘南工科大学の非常勤助手や株式会社アース取締役など就任し、講演活動なども積極的に行ってきたそうです。サービス付き高齢者向け住宅「サボテン六高台」の名誉施設長にもなっているそうですし、ものすごい活動的な方ですね。
全身まひになってからも特殊なギターを演奏したりもしているそうですし、本当に素晴らしいかたですね。
舩後靖彦の政策は?
難病と闘い苦難を乗り越えてきた舩後靖彦さんですが、政策はどうなのかちょっと気になるところですよね。
舩後靖彦さんは自身が障がいを抱えているということで、障がい者の方も生きやすくなるような政策の実現を目指していくという考えのようです。ASLの国会議員が初めて誕生したということで、同じ病気に苦しむかたにとっての希望にもなりそうですね。
ほかの政策については不明ですが、れいわ新選組から立候補したということで、れいわ新選組の政策実現に向けて活動していくことになるのでしょうね。
れいわ新選組の政策としては消費税の廃止、法人税、所得税の累進課税化して、金持から財源を得るという政策を目指すようです。保育士、介護士を公務員化するなどして人手不足を解消し、市民目線にたって政策を実現していこうという考えを持っているようです。
国会もバリアフリーになったり、制度もいろいろ変わってきそうですし、これからいろんな変化がありそうですね。ASLなどの難病に苦しむ患者の方が住みやすくなるようになればいいですね。
舩後靖彦の評判は?障がい者利用との批判も?
舩後靖彦さんが今回の参議院選挙で当選したことで、ネット上でも大きな話題になっているようです。
れいわ新選組・当選・舩後靖彦氏(61才)
2000年5月にALS筋萎縮性側索硬症を告知される。全身の麻痺。
しかし「苦難は幸福の門」としてめげずに、器具を使い講演、執筆、の日々。本当に尊敬します。— はつみみ (@risusuzume) 2019年7月21日
れいわ新選組は当事者を集めた。
重度身障者の木村英子さんと舩後靖彦さんを比例代表で優先的に当選する特定枠に入れた。
元派遣労働者でシングルマザーの渡辺てる子さんを擁立した。当事者でも闘える、当事者が闘うんだということを訴え、全ての当事者の闘うための誇りに火をつけようとしている。
— ロジ (@logicalplz) 2019年7月13日
れいわ新撰組
ALS患者の舩後靖彦さん当選おめでとうございます??
この1議席は誰もが生きやすい日本への最初の一歩となるでしょう。#れいわ新選組— 矢束叶多(やつかかなた) #相互フォロー ギルド (@KanataYFreedom) 2019年7月21日
全体的に舩後靖彦さんの出馬や当選に好意的にみている意見が多いような気がしますね。やっぱりこういった難病の障がい者が国会議員になることには大きな意義があると考えている人が多いようです。
ただ、なかには次のような意見もありました。
「山本太郎は最初から衆院選を狙ってた」と言うクソリプがかなり来てますが、それは「障がい者を政治利用した」と言う証明にしかなりません。もしそうであるなら、もりちゃんの怒りは倍増します。
— もりちゃん(CV:毒蝮三太夫) (@mollichane) 2019年7月21日
軽いながらも障がい者手帳を持つ身として、私も障がい者を政治利用している様にしか見えない政党であるれいわ新撰組を軽蔑しています。
こんなロクでも無い政党を支持している人間も同じです。
— 白崎千里@真央と有華と真帆と (@senri_mao) 2019年7月21日
障がい者を政治的に利用することはどうなんだろうという意見もなかにはあるようですね。舩後靖彦さんへの批判ではなく、れいわ新選組への批判ということですね。
個人的には舩後靖彦さんのような難病を抱えていて大変な苦労をしている方が少しでも住みやすい世の中になるのであれば、こういった方が国会議員になることは良いと思いますけどね。
政治利用ということでは、タレント議員の擁立も同じようなものだと思いますし、変なタレント議員が出馬するよりはこういう方が出馬し、当選したことは大きな社会的な意義があるし、よかったなと思いますね。
舩後靖彦さんの当選によって国会がいろいろ変わっていくでしょうし、今後に注目したいと思います。これからいろんな壁もあって大変だとは思いますが、頑張ってほしいですね。