前佑囲斗の球種、球速は? どんな性格、特徴をもった選手?
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高校野球もはじまり、早くも多くの高校球児たちが甲子園を沸かしていますね。予想外の逆転劇や満塁ホームランなどは見ていておもしろいです。
すでに一回戦もどんどん行われていますが、今回注目選手として挙げるのは津田学園の前佑囲斗選手。津田学園は早くも一回戦突破を決めていますね。
そして一回戦突破に貢献したのは、前佑囲斗選手でしょう。そんなエース前選手をご紹介していきたいと思います。
前佑囲斗の球種、球速は?
前佑囲斗選手は2001年8月13日生まれの高校3年生、17才。三重県出身で現在は津田学園に通っています。津田学園は2年ぶり2回目の夏の甲子園出場です。初の春夏連続出場ということで勢いがあるチームですね。
前佑囲斗選手の身長182センチ、体重87キロ。右投げ右打ちのポジションはピッチャーです。前佑囲斗選手は小学校1年生のときに野球をはじめ、中学時代は津ボーイズに所属。高校は津田学園に入学。津田学園を選んだ理由は、2才上の兄の存在があったそう。
2017年の夏の高校野球で本来は兄である恵弥さんが投手として登板する予定でしたが、予選の準々決勝が行われた日に腰椎ヘルニアの手術のため入院。結局甲子園で登板することはできませんでした。
その悔しさを知る前選手はお兄さんと同じ学校を選んだみたいです。やはりお互いに野球をして、なおかつポジションも同じだと悔しさは痛いほど分かるのでしょうね。
高校に入ると1年秋には背番号11でベンチ入り。2年生秋の新チームではエースとしてチームを引っ張っています。そんなエース前選手の球種はストレートのほか、スライダー・カーブ・チェンジアップ・スプリットと豊富な変化球があります。
ストレートの球速はMAX152キロ。最近の高校生は150キロ台を出す選手が多いですね。すごすぎます。(^^;)常時140キロ台をだせるストレートのほか、打者の手元で鋭く曲がるカーブやチェンジアップで空振りが誘えるのは魅力的。三振を多く奪えるタイプです。今大会一回戦でも11奪三振という結果ですので二回戦が楽しみですね。
前佑囲斗選手はどんな性格、特徴をもった選手?
前選手すごく体格も良くスピードある球を投げていますよね?でも2年生のときにベンチ入りしていた試合で3番手として登板した際サヨナラ負けをしているのです。
それが悔しく体力面、技術面を向上すべく日々トレーニングに励みます。主にウエイトトレーニングを重点的に行い、食生活も見直し。結果、彼は9キロも増量することができ、なおかつ球速に関しても5キロほどアップしたそうです。
日々のトレーニングから、連投しても疲れないスタミナもつけることができたため完封勝利を続けてすることができるほどに成長。悔しさからどうやったら勝てるのかを冷静に判断し、とても向上心がある選手なんですね。(^^)
そんな前佑囲斗選手の特徴は、全身を大きく使って腕を振るところ。最速152キロのストレートと鋭く曲がるスライダーなどの変化球はコントロールが良く三振を奪え、投球の幅が広いのも魅力的な部分ですね。
前佑囲斗選手は2018年夏の甲子園で準優勝に輝いた金足農業の投手吉田輝星選手の投球術を参考にしているそうで、同じストレートでも意図的に球速を変え相手打者を惑わすことをしているのです。
球速をあえて抑えることによって体力も温存でき、スタミナを使わなくていいのは長いイニング投げる前選手にとっては非常に有利な方法ですよね。自分にとっていいのはどんな戦術なのかしっかりと考えることができており頭もいいのではないでしょうか。
さて一回戦は3対1で勝利した津田学園。二回戦でも前選手の好投が見られるといいですね。そして二回戦ではなんと大阪の履正社高校と戦います。どんな試合になるのかワクワクですね!