生田目翼の経歴、球速、球種は?特徴や性格は?欠点、不安材料は?
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日本通運の生田目翼選手は大学時代から注目されてきた選手で、2018年のドラフトでも注目が集まっています。
2016年のドラフトではプロへの志望届けを提出して指名を待ちましたが、残念ながら指名漏れでした。その後、社会人として着実に力をつけて2018年ドラフトでは有力な候補として名前が上がっています。
今回は生田目翼選手についてどんな選手なのか紹介していきます。
生田目翼の経歴、プロフィールは?
生田目翼(なばためつばさ)選手は茨城常陸大宮市出身で1995年2月19日うまれの23歳です。右投げ右打ちで身長176cm体重は84kgです。
生田目翼選手は小学3年から野球を始めたそうです。きっかけはお兄さんが野球をやっていたからとのことです。小学校時は常陸大宮リトルというチームに所属していたそうです。
中学校は大宮第二中学校に進学しています。軟式野球部に所属し、2年の秋にはエースで3番を任されていたそうです。中学時代は特に大きな大会に出場したりはしなかったようです。
高校は水戸工業に進学しています。水戸工業高校は1963年の夏に甲子園に出場したことがあり、県大会でも上位になることが増えてきている高校なんだそうです。
生田目翼選手は水戸工業高校で2年の秋から4番エースを任されます。2年秋と3年の夏には県大会ベスト8に進出しました。3年夏の県大会では5試合打率.533(15打数8安打)本1打点7という好成績を残しています。投手としても最速145キロで完投もして注目されました。
高校卒業後は、流通経済大学に進学しています。進学時には打者にも興味があったそうですが、練習に参加して、打者でいくのは厳しいと感じでその後、投手に専念したそうです。
2年の春からは先発1番手で任される機会が増えて、リーグ戦では4勝3敗、防御率2.59という成績を残しています。3年春のリーグ戦でも6勝(5完)0敗、防2.65という好成績でリーグ優勝に貢献しています。全日本大学選手権でも好投を見せて1986年以来29年ぶりとなる準優勝を果たしました。
順調に好成績を残し、スカウトの評価も高まっていましたが、3年の秋に肘、4年の春に肩を傷めてしまいます。4年秋には復帰したものの、この怪我の影響もあり、プロからの指名は受けられませんでした。
生田目翼選手は過去に「プロは考えていない、公務員になりたい」という発言をしたことがあるそうです。その後、翻意してプロ志望届を提出しましたが、指名漏れでプロにはいきませんでした。
どうやら順位に縛りがあって、2位以内でないといかないという条件が付けられていたそうです。こういう順位縛りは社会人チームとの約束でつけられたりすることが多いようです。
プロ一本だとリスクがありますし、就職先を確保しておいて、もし上位で指名がなかったら入社するという感じで約束するらしいです。
生田目翼選手は上位での指名がなかったということで日本通運に入社しました。1年目は抑えとして起用され、2年目からは先発を任されるようになりました。
都市対抗野球南関東大会第2代表決定戦では8回を無失点で投げきり、4年連続・43回目の都市対抗出場に貢献しました。この試合では9球団のスカウトが視察していて、2018年ドラフトでも注目されています。
生田目翼の球速、球種は?
生田目翼選手の最速は155キロです。球威のあるストレートでキレもよく、ストレート主体の組み立てで投げる投手です。
変化球の球種はスライダー、カーブ、カットボール、チェンジアップ、フォークです。スライダーとカットボールを多用する傾向があるようです。
生田目翼の特徴、性格は?
155キロの速球を投げることができるというのは最大の魅力といえそうです。投げっぷりもいいし、テンポも良くて先発にも向いていそうな感じがしますね。
ただ、速球の球速はある程度でているけど空振りとかは少ないようです。スピードガン以上にストレートがはしっているというタイプではないかもしれませんね。
性格については、過去に公務員になりたい発言とかもありましたし、マイペースな性格をしていそうですね。あまりガツガツ上を目指していくというタイプではなく、のんびり自分のペースで楽しく野球をしたいというタイプかもしれませんね。
生田目翼の欠点、不安材料はある?
生田目翼選手はあんまりコントロールが良くないようです。変化球でカウントがとれないとストレートをおきにいってしまう癖も過去にあったと日本通運の監督が話していたようです。
いまはその癖を克服したようですが、変化球のコントロールは課題かもしれませんね。プロだとストライクをとれる変化球が少ないとストレートにたよって狙い撃ちされてしまいますし、変化球の質も課題といえそうです。
生田目翼のドラフトの評価と指名予想球団は?
生田目翼選手は昔からドラフトで注目されていましたし、今回も各球団の評価は高いようです。
オリックス、広島、ヤクルト、巨人あたりのスカウトは高評価のようです。即戦力となるような右のリリーフ投手は魅力的ということで投手の層をあつくしたい球団は指名がありそうですね。
指名の順位については今年は若い有力な選手が多いので上位は厳しいかもしれませんね。中位から下位あたりでの指名になるのではないでしょうか。どこの球団が指名するのか今から楽しみですね。
社会人の投手としてはHONDAの齋藤友貴哉選手もドラフト上位候補として注目されていますね。齋藤友貴哉選手についてもこちらの記事を書いていますので興味があればどうぞ
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