上原浩治は引退で名球会入できる?基準や審査はどうなってる?
<Sponsored Link>2019/05/20
巨人で中継ぎとして活躍した上原浩治選手が引退するかもしれないということで話題になっていますね。
メジャーから復帰して巨人に入団し、今シーズンは期待されていましたが、期待以上の働きはできずに思ったような成績を残すことができませんでした。
若手の選手であればギリギリ合格ラインかもしれませんが、大ベテランで年齢的にも伸びしろがないということで今シーズン限りで自由契約になって引退の可能性もというの指摘されているようです。
この記事を書いている時点でまだ自由契約や引退が確定したわけではないですが、43歳という年齢からして近い将来、引退の日がくるのではないでしょうか。もし、上原浩治選手が引退した場合、名球会に入れるのか気になったので調べてみました。
追記(2019/5/20)
5月20日に引退することを発表しました。シーズン途中での引退ということで本当に残念ですね。
上原浩治の現役時の成績は?
上原浩治選手は1975年4月3日うまれの43歳です。東海大学付属仰星高等学校、大阪体育大学を経て、1998年にドラフト1位指名(逆指名)で巨人に入団しました。
入団1年目から20勝をあげて最多勝利、最優秀防御率、最多奪三振、最高勝率、新人王、沢村賞という素晴らしい成績を残しました。その後、7年連続の開幕投手など巨人のエースとしてチームを引っ張ってきました。
2009年からはメジャーに挑戦し、主にセットアッパーとして活躍しました。日本人として初のワールドシリーズでセーブをあげ、胴上げ投手にもなりました。
日本でもメジャーでも活躍して素晴らしい成績を残していますね。これまでの通算成績はNPBでは防御率3.02、勝利数112、敗戦67、セーブ33、試合数312、完投56、完封9、ホールド23、奪三振1400です。
MLBの通算成績は防御率2.66、勝利数22、敗戦26、セーブ95、試合数436、完投0、完封0、ホールド81、奪三振572です。
日米通算の成績は防御率2.94、勝利数134、敗戦93、セーブ128、試合数748、完投 56、完封9、ホールド104、奪三振1972です。
こういうデータでみると通算防御率が2点台で勝利数、セーブ、ホールド、奪三振数ともにすごいし、本当に素晴らしい投手ですね。
日米で大活躍した上原浩治選手は名球会に入ることができるのでしょうかね?
上原浩治は引退で名球会入できる?
上原浩治選手のすごいのは史上初の日米通算100勝100セーブ100ホールドを達成したことではないでしょうか。「トリプル100」を達成したということでニュースにもなっていましたね。
このトリプル100はメジャーでもトム・ゴードン(138勝158セーブ110ホールド)選手しか達成しておらず、史上2番めという大記録なんだそうです。
先発、中継ぎ、セットアッパーとして活躍しないとできない記録ですから相当凄いですよね。今の時代は分業制になっていますのでこれからもこの記録を作るのは難しそうですよね。
これだけ偉大な記録を達成した上原浩治選手ですから名球会入りもできるのかなと思っていたのですが、いまのところ、上原浩治選手の名球会入りは厳しいようです。
というのも上原浩治選手は名球会入りの基準に合致していないということらしいです。
名球会の基準、審査はどうなってる?
名球会入には条件があり、投手は勝利数が200勝以上かセーブ数が250以上ないと入会できないそうです。つまり、ホールドはいくら数字を残しても名球会入りはできないということみたいです。
現時点での名球会の規定では上原浩治選手の名球会入りは無理ということのようですね。ただ、ここにきて、名球会の規定にトリプル100を加える動きもでてきているようです。
投手の名球会入りの基準が厳しすぎるという声もあり、中継ぎ投手の場合は基準すらないのでホールドについても基準を作るべきという声もあったようです。
その状況で、ここにきての上原浩治選手のトリプル100ということで、名球会入りの条件に100勝100ホールド100セーブも加えるかどうかという話し合いがされているようです。前向きに話し合いがされているようなのでこの規定が加われば上原浩治選手も名球会入りが可能です。
投手にとってはこういう基準ができるとモチベーションアップにもつながると思いますし、いい気がしますね。時代にあわせて柔軟性を持つのは大事だと思いますし、ぜひとも新しい規定を作って上原浩治選手を名球会入りさせてほしいですね。