タイタニック号は遺体引き上げできなかった？現在も船内に遺体？
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映画「タイタニック」が地上波で放送されていて、話題になっていますね。
タイタニック号の観光にいった潜水艇が深海で行方不明になり、その後、乗客が亡くなるという痛ましい事故もあり、世間の注目度も高いみたいですね。
今回は、タイタニック号の遺体引き上げについて気になったことを調べてみました。
タイタニック号は遺体引き上げできなかった？
タイタニック号が沈没したときには、海水温は零下2度くらいだったと言われていて、海に放り出された乗客は、低体温症になり、沈んでしまったそうです。
また、船内にいた乗客についてもそのまま、船内で死んでしまい、船と一緒に沈没してしまいました。
タイタニック号には2224人が乗っていましたが、1513人が亡くなったと言われています。死者数については、乗客リストの混乱や偽名を使って乗船していた人物もいたりして、正確な被害者数はわからないそうです。
多数の身元不明の遺体もあり、カナダのハリファックスに埋葬されています。
当時の技術では、遺体の引き上げも難しく、回収されないままとなってしまったようです。
タイタニック号は引き上げできない？
タイタニック号の船内にも遺体が残されているのではないかとも言われています。
1985年9月1日、海洋地質学者ロバート・バラード率いるウッズホール海洋研究所およびフランス海洋探査協会の調査団がタイタニック号を発見し、タイタニック号の回収、引き上げが議論されたそうです。
その中で、遺体が船内に残っている可能性についても言及され、引き上げは亡くなった乗客や乗員の冒涜にもなるという考えも提唱されて議論になっているようです。
引き上げのリスクやコスト、死者への尊厳などの課題があり、なかなか進んでいないというのが現状のようです。
沈んだタイタニックの残骸を神聖な追悼の場とみなす英国との協定とかもあるみたいですし、お金目的や興味本位で、引き上げようとする団体などを牽制しているようです。
今回の潜水艇の事故のようなこともありますし、今後についても引き上げについては慎重になっていくのではないでしょうか。
専門家の話では腐敗や破損が進んでいき、2030年頃には自壊するのではないかとも言われているようです。
タイタニック号には現在も船内に遺体？
現在も船内に遺体がある可能性については言及はされているものの、その可能性は低いと考えられているようです。
海洋生物によって人間の肉は食べられてしまっていて、骨についても深海の水の作用によって化学分解されてしまい跡形も残っていないのではないかと言われているようです。
一方で、クジラの骨などが深海で見つかったことがあり、船内にはまだ遺体が残っていると主張している学者もいて意見が別れているようです。
深海は、気温が低くて、酸素も少ないために、保存力が高いので、遺体が残りやすいのではないかとも言われているみたいですね。
このあたりの真相がわからないということもあり、海外の人はタイタニックに対して関心が高いみたいですね。
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