川勝平太はなぜ当選できた？人気の理由、支持層は誰？任期はいつまで？
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静岡県知事の川勝平太氏ですが、たびたび失言があり、ネット上で話題になっていたりしますね。
先日も、県庁職員は野菜を売ったり、牛の世話をしたりする人とは違うというようなことを話して、職業差別ではないかと批判されていました。
川勝平太氏のせいで、リニアが遅れたりしているみたいですし、批判の声が多いみたいですが、選挙はけっこう強いみたいですね。
今回は、川勝平太氏がなぜ静岡県知事に当選できたのか、支持層や人気の理由などについて、気になったので調べてみました。
川勝平太はなぜ当選できた？選挙に強い理由とは？
川勝平太氏は、大阪府出身で1948年8月16日生まれの75歳です。
学歴は、早稲田大学大学院経済学研究科修了、オックスフォード大学大学院修了ということで、すごいエリートですね！
頭が良くて、優秀ということで、経歴とかもすごいみたいです。主な役職としては、次のとおりです。
早稲田大学政治経済学部教授、国際日本文化研究センター副所長、財団法人総合研究開発機構理事、静岡文化芸術大学学長（第2代）、学校法人静岡文化芸術大学理事長（第2代）
公職としては、小渕内閣に設置された「21世紀日本の構想」懇談会、第1次安倍内閣に設置された教育再生会議と「美しい国づくり」企画会議に於いて委員を務め、国土交通省では国土審議会の委員を務めるなどしていて、国政にも影響力を持っているみたいですね。
2009年に静岡県知事に当選し、現在、4回当選しているということなので、かなり選挙に強いようです。
2009年に出馬したときには、民主党、社会民主党、国民新党の推薦を得ているということなので、野党系の知事ということですね。
民主党は当時、政権交代に向けて勢いがあって、その影響もあって自民党推薦候補である坂本由紀子氏との競り合いに勝って知事になったということみたいです。
そのときの得票数は、川勝平太氏が728,706票 で、坂本由紀子氏が713,654票ということで、かなり接戦だったみたいです。
その後の3回の知事選挙は次のような結果でけっこう圧勝しているみたいですね。
2013年
川勝平太 64 無所属 現 1,080,609票 72.61%
広瀬一郎 57 無所属 新 345,617票 23.22%2017年
川勝平太 68 無所属 現 833,389票 59.67% 連合静岡推薦
溝口紀子 45 無所属 新 563,316票 40.33%2021年
川勝平太 72 無所属 現 957,239票 60.50% 連合静岡推薦
岩井茂樹 53 無所属 新 624,967票 39.50% 自由民主党推薦
川勝平太知事はたまに失言があるものの、大きな失策などはなく、安定しているということで、支持を集めているみたいですね。
高校まで医療無償化にしたり、リニアに反対して、静岡県の環境を守っているということが県民の支持につながっているようです。
選挙に勝つには、地盤、看板、カバンが大事と言われていますが、川勝平太知事はいずれも持っているということで、選挙に強いみたいです。
川勝平太氏は家柄が良くて、京都南桑田郡（現・亀岡市）で有数の大地主ということで、地主としての名声もあり、お金持ちであり、学歴、経歴もすごいということで、支持されているのではないでしょうか。
川勝平太が人気の理由、支持層は誰？
静岡県民はリニアに反対している人が多く、リニア反対を鮮明にしている川勝平太氏は支持を集めているみたいです。
リニアが開通したとしても静岡にはあんまり恩恵がなく、環境への悪影響などのリスクがあるということで、反対されている県民が多くて、そういった方が川勝平太知事を支持しているみたいですね。
政党として自民党を支持している方の中でも、リニアには反対という人もけっこういるらしく、そういった方の支持を得ているということみたいです。
野党系の支持者だけではなく、自民党系、無党派層など幅広く支持されているということですね。
ネット上では「リニアを妨害しているのは中国のためだ」という意見もあったりするようですが、そういうわけではなく、静岡県民がそれを望んでいるため、その民意を背景に、川勝平太氏がリニアに強く反対しているということみたいですね。
川勝平太の任期はいつまで？次回も出馬する？再選の可能性は？
川勝平太知事の任期は、2025年の7月までとのことです。あと1年3が月ほどということですね。
次回の知事選に川勝平太氏が出馬するかどうかについては言及していないようですが、出馬するとなれば再選の可能性が高いのではないかと言われているようです。
与党系の候補で勝てそうな人がいないみたいですし、自民党の裏金問題などで、与党系にとっては逆風となっているので、選挙になったとしても川勝平太知事に勝てないのではないかと見られているようです。
度重なる失言で一部で批判が起きているのは確かですが、それでも川勝平太知事に対する静岡県民の支持はそれほど揺らいではないみたいなので、出馬すれば再選の可能性は高いのではないかと言われているようです。
年齢が現在75歳と高齢ですが、健康問題とかもとくにないようですし、次の知事選についてもでれば当選しそうですね。
リニアや失言問題などで、川勝平太氏のリコールや落選を望む声もあるようですが、現実的には厳しそうですね・・・。
【追記】
この記事を書いた数時間後に川勝平太静岡県知事が辞職の意向を発表しました。
今年の6月に辞職するということみたいです。
批判されても権力にすがるようなタイプなのかなと思っていたので、この決断は意外でしたね。
この辞職のニュースがでたことで、リニア開通の可能性が高まったということで、JR東海の株があがったりもしていて、いろいろ影響がでてきそうですね。
まあでも、6月になってほとぼりが冷めたら辞職を撤回するという可能性もありそうですし、今後の動向には注視しておきたいところですね。
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